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独学思考4日目です。前回は、論理的な問題解決についてお伝えしましました。
論理的に解決策を探っていくことで、答えを見つける方法でうね。
おおまかには把握していただけたでしょうか。
今日は、構造の把握です。
よく、何か新しい知識を手に入れた時。
詳しい内容を知らないのに、結果だけ学ぶことがよくあります。
例えば英語で、あるフレーズがあったとします。
同じフレーズを言えば意味は伝わります。
しかし、どういった単語と文法で成り立っているのかは把握できていません。
構造が把握できなければ、自由に使いこなすことはできないでしょう。
独学が苦手な人は、うわべをなぞり、構造を把握しないケースがよくあります。
構造を把握していないために、応用できず、習得が遅れてしまうのです。
では、どうやって構造を把握すれば良いのでしょう。
>>Python入門講座【IT初心者やプログラミング未経験者におすすめ】どんな言語?メリットは?
よく「わかった気になっている」状態が多々あります。
いざ実践しようとすると、まったく実践出来ない状況になるのです。
一体どうして、そういうことになるのでしょうか。
理由は、先ほどもお伝えしましたね。
再度になりますが、構造を根本から理解できていないためです。
多くの場合、練習する時は参考を真似る形で行います。
プログラミングやデザインであれば、特にそうです。
参考のソースコードやデザインがあって、それをなぞる。
すると、形だけはできたように見えるのです。
自分自身でも、作れたという気持ちになるでしょう。
ところが、何も見ずに作ろうとすると、どうなるでしょうか。
まず、何をしていいか分からなくなってしまいます。
何をしていいか分からず、作り出すことができません。
どういう仕組で動いていて、どのように構築されているのか。
仕組みを理解していなければ、どう作っていいかもわかりません。
どうすれば、こうならずにすむのでしょう。
その1つの答えがインプットと同時にアウトプットすることです。
今覚えたことや、頭に入れた知識や技術。
それを実践して試し、中身を知る必要があります。
しっかり習得するには、アウトプットするしかありません。
アウトプットして、試してみて根本から理解するのです。
技術は特に、実践で使ってみなければ理解なんて出来ません。
サンプルのマネは単なるインプットです。
自分で技術を駆使して作ろうとしてみて、はじめて実践になります。
インプットしたら、次のインプットをする前に即座に実践しましょう。
構造を理解すれば、どう作れば何が動くか、ゼロからでも作れるのです。
>>イチから始めるPython(パイソン)の効率的な学習方法と学習の流れについて解説!
真似て改造する
一言でアウトプットと言っても、色々な形があります。
その1つが「改造」です。
いきなりゼロから実践しろ、と言われても難しいですよね。
なので、見本を真似て、さらに自分なりに変化を加えるのです。
一部をアレンジする、色々変えて機能するか試してみる。
ちょっとした変化を加えていくことで、構造が理解できます。
構造は、自分の意思で動かすからこそ、理解できるのです。
自分で考え、思考し、実際に分解したり変えたりしてみる。
その結果、どういった仕組みで動いているのか理解できます。
見本をそのまま作ったら、アレンジしてみてください。
分解して改造して、自分なりに考えて変えてみてください。
そうすることで、本質的な構造をしっかり理解することが出来ます。
>>Python(パイソン)を使って何が作れるの?Excelにも使えます!
理解したことを伝える
アウトプット方法2つめです。
インプットした内容を、誰かに教える機会を作りましょう。
教えて理解してもらうことは、究極のアウトプットです。
何しろ、理解していなければ、誰かに教えることはできません。
また、教えることで自分がどれだけ分かっていないか気づけます。
分かっていない箇所を改めて学ぶことで、より完全に理解できるでしょう。
同じインプットをしている仲間でも良いです。
もし自信があるなら、講座やセミナーを開いても良いでしょう。
無料でも有料でも構いません。
自信のないうちは、もちろん無料でやるべきです。
こうして無理にでも教える機会を作ることで、より理解を深められます。
どんどん教えてアウトプットしていきましょう。
>>【国家資格】ITパスポート試験の難易度や合格率は?IT初心者にもおすすめ
自分のインプットを配信する
もし、教えることに抵抗があるなら、コンテンツ化しましょう。
Youtubeやブログ、noteなどアウトプットの方法はいくつもあります。
本当にアウトプットしたい人にとっては、便利な世の中ですね。
インプットした側からコンテンツにまとめてみましょう。
忘れないうちに、自分で実践しながら理解したことをまとめます。
すると、教えることと同様、分かってないことも理解できます。
また、インプットした知識の定着にもつながるのです。
しかも、アウトプットすることで収益化までできる世の中です。
アドセンス広告やYoutube広告。
その他アフィリエイトも併用することができるでしょう。
上手くいけば、自分自身の勉強を加速することができるはずです。
仕事を減らして、自分の学びに集中することも出来るかもしれませんね。
一石二鳥のコンテンツ発信。
やろうと思えば今すぐにでも取り掛かれるアウトプットです。
これだけ楽にアウトプットできる方法はありません。
ただし、アウトプットと言っても、教材の内容丸写しではありません。
STARTOUT含め、教材の内容を伝えることはNGです。
では、どうすればよいか。
教材や学習サービスから学んだことを、自分なりにアレンジするのです。
自分のした解釈や方法でコンテンツ化してください。
自分が一流のメンターだったらどう話をするでしょうか。
自分の経験も交えて、自分の解釈で話をするはずです。
理解の仕方や過程を自分の言葉で話すことが大事です。
あくまでも自分の言葉でオリジナルを作っていきましょう。
>>基本情報技術者試験の難易度や合格に必要な勉強時間について
アウトプットに挑戦しよう
一通り、アウトプットの基本はご理解頂けたでしょうか。
それでは、実際に挑戦してみましょう。
まず、覚えたいこと知識をインプットします。
STARTOUTであればWEBや事業作りに関することが良いかもしれません。
それぞれ、学びたいことをテーマとして決めてください。
今学んでいるものがあれば、もちろん、それでも構いません。
インプットしたら即座に実践してみましょう。
そのときに忘れてはいけないのが、アレンジや改造です。
見本を真似るだけではいけません。
自分で見本をアレンジ、改造してみてください。
そして、構造を理解できたら、次に発信です。
無料講座やセミナーなど、誰かに教えることを心がけましょう。
また、習得し実践したことをコンテンツとして発信してみてください。
こうしてアウトプットを繰り返すことで、知識を定着させることが出来ます。