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独学思考の訓練 5日目「実践して検証改善する練習をしよう」

全ての記事|2020年07月19日

2020年07月19日
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今回の内容はSTARTOUTの1,000以上あるコンテンツの一部を掲載しています。STARTOUTの中では、実際にスキルを学び始める前のエクササイズとして今回のコンテンツを掲載しております。

独学思考5日目です。前回は、構造の把握についてお伝えしましました。
学習対象の構造から把握して、自分に定着させる方法ですね。
しっかり根本から理解することで、よりスムーズに習得することができます。

今回は、独学には常に必要な「実践して検証し、改善する」方法です。
習得の早い人は、主に失敗から学びます。
自分で挑戦してみて、失敗した情報から次、どう成功するかを模索します。

エジソンの有名な言葉をご存知でしょうか。
「失敗ではない。上手くいかない方法を見つけただけ」という言葉です。
自分で勝手に成長していける人は、例外なく自分で失敗を重ねて学びます。

成功から学ぼうとしても、そう簡単に上手くいきません。
成功は、数々の条件が重なって生まれるからです。
同じようにやったところで、性格や状況含む細部が異なれば、再現できません。
誰もが、自分なりのやり方を習得しているのです。

なので、今回は小さな失敗から学ぶ方法を習得してみてください。
独学だけでなく、成果を出せる人材になるための最低条件です。

まず、実践しないことには始まりません。
最初に作った仮説を、実行して問題を解決してみましょう。
こうすれば上手くいくだろう、と考えられる最初の仮説です。

ただ、1回で上手く解決できることは稀です。
大抵は何度か失敗することになるでしょう。
最初の仮説が全て正しいわけではないのです。

だからこそ、挑戦は最小の範囲から始めましょう。
時間も予算もかからない方法で、すばやく実行します。
失敗することに時間や予算をかけても、得られる結果は一緒です。

大事なのは、失敗した後、どうするかです。

ここで必要になるのが「検証し改善する」こと。
そして、仮説を改めて出し直すことです。
では、どうやって結果を検証していけば良いのでしょうか。

検証の方法

まず、実践して手に入れた情報を集めましょう。

一体、何がダメで失敗したのでしょうか。
どんな要因があって、問題解決できなかったのでしょう。
ひとまず、今回の実践でわかったことをリスト化してみてください。

情報で大事なのは整理整頓です。
雑多な情報をしっかり見える化し、分析してみることです。

もちろん、上手くいった時も、その理由を整理し分析しましょう。
次に同じような問題が起きた時、すぐに解決できるようになります。

大半の人は、失敗した事実や成功した事実を事実だけ解釈します。
どんな相関関係や理由があって結果になったのか、分析しません。
だから、連続して成功することが出来ないのです。

まずは集まった情報をリストアップしてください。
整理整頓することで、一気に事実が見えやすくなります。

なぜ失敗したか、なぜ成功したかを分析しましょう。
その積み重ねの結果に、本当の連続的な成功が存在します。

>>Pythonの資格の種類や初心者向けの資格について|Pythonは国家資格?|難易度や合格率は?

仮説と検証はすべての行動に

では、検証したあと、何をすれば良いでしょうか。
もちろん、また検証した内容から仮説を作ります。

仮説無しの行動は、単なる勘や当てずっぽうと一緒です。
必ず何か行動をする時は、仮説を持って問題解決に取り組みましょう。

そして、仮説に対して行動し、実証する意識を常に持ってください。
この流れを忘れなければ、少しずつでも前に進むことができます。

反対に、もし仮説と検証、改善が無ければ、前進は遅くなります。
いつまでも同じ失敗を何度もしてしまうかもしれません。

前進している感覚はモチベーションも左右します。
一歩も前進している感覚が無ければ、ゴールは見えません。
しかし、失敗したとしても失敗を理解できれば、それは前進です。

仮説に対して行動し、最速で前進していきましょう。

>>キャリア形成について必要な考え方|これから求められる5つのスキル|スキルを身につける方法とは

そして何度も実践する

仮説を作ったら、また実践です。
改めて、失敗を前提に小さくすばやく試しましょう。

大切なのは、しつこく繰り返すことです。
何度も繰り返して、一歩ずつ答えに近づいていきます。
それ以外に、問題を確実に解決する方法はありません。

そして、この考え方そのものは、全ての成功に当てはまるものです。
どんな成功も仮説検証実践のサイクル無しに成功しません。
しつこく、何度でも、地道に繰り返すことが重要なのです。

もちろん、実践しおわったら、またわかったことをリスト化です。
情報を整理整頓したら、改めて分析し、改善しましょう。

>>Webマーケティングやビジネス講座ならJ Career School

実際に問題を解決してみよう

一通り、実践の流れ、検証改善の流れはご理解頂けたでしょうか。
こうして、仮説を立て、実践し、検証から改善を繰り返します。
以上のサイクルこそが、問題解決の本質なのです。

まず、これら4つのサイクルを、体になじませましょう。
今まで何度かお話しましたが、全ては「癖」であり「習慣」です。
常に仮説実践、検証改善を繰り返すと、その思考自体が癖になります。

一度、習慣づいてしまえば、呼吸をするように一連の流れが可能になります。
何度も繰り返し、自分の頭と体に習慣づけてください。

まず、目の前の小さな問題を解決してみましょう。
前回まででリストアップした問題を、実際に解決してみてください。

何度も小さな問題を解決しながら、徐々に大きな問題に取り組んでいきます。
すると、いつの間にか高いレベルでの問題解決が可能になるのです。

とにかく3日に1つを目安として、問題を解決してみてください。
どんな問題でも構いません。

何か周りを見渡せば、細かい問題もたくさんあるはずです。
自分の中にこそ、なにか問題があるかもしれませんね。

最初はなるべく小さな、すぐ解決できそうな問題から始めましょう。
徐々に解決の経験を蓄積することで、思考が鍛えられていきます。

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ウエヤマ ショウタ

WEB制作 ✕ 事業づくり学習サービス「STARTOUT」|事業づくり実践学習サービス「WAREHOUSE」|教えない学校、IT留学シェアハウス「WORKROOM」|以上3つ運営してます。近々、上記の成果を束ねて、クリエイターと起業家が生まれ、事業が生み出され続ける町を作る人。ベルリンのホルツマルクトはロールモデル。

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