![](https://startout.work/magazine/wp-content/uploads/2020/08/3446841_m-1024x683.jpg)
今回の内容はSTARTOUTの1,000以上あるコンテンツの一部を掲載しています。STARTOUTの中では、実際にスキルを学び始める前のエクササイズとして今回のコンテンツを掲載しております。
独学思考も最終日になりました。
前回は「観察して吸収する」エクササイズについてでした。
無事、自分のスキルの確かめ方ついてご理解頂けたでしょうか?
今回は「評価をもらって取り込む方法」をお伝えします。
![](https://startout.work/magazine/wp-content/uploads/2020/09/3nj91xj8naeifv52ig0d20190404073255-1024x640.jpg)
独学思考、最後の仕上げは、評価を取り入れることです。
誰かの評価を取り入れることほど、成長に有効なことはありません。
ただ、誰かに評価してもらうのは怖いことです。
自分の成果物を見せ、反応をもらうことは、勇気が入ります。
だから、誰もが評価をもらうことを後回しにします。
これが成長を遅らせる大きな原因になるのです。
自分の成果物は、恐れずに公開しましょう。
ソーシャルネットワークやもくもく会、見てもらう場所は多々あります。
どんどん公開して、プロからのフィードバックをもらってください。
評価はどんなものでも集める
![](https://startout.work/magazine/wp-content/uploads/2020/09/wmg17bughljchvhqdblw20190404073430-1024x640.jpg)
誰かに成果物を公開すると、様々な反応がかえってきます。
中には、まったく関係の無いものもあるでしょう。
そんな一見、関係の無い内容でも、見過ごしてはいけません。
向き合って見ると、思いがけない発見があるからです。
例えば、HTMLの書き方を聞きたい時。
もしかしたらCSSの構造について指摘されるかもしれません。
すると、今は関係ない話だから後にしてくれと思うでしょう。
ただ、CSSを改善することでHTMLもスマートな書き方になるかもしれません。
話が一時的に逸れたとしても、それはそれで有益な話なのです。
取り入れられるものは、何でも取り入れてしまいましょう。
評価される基準は何でも構わないのです。
あえて限定する必要はありません。
相手が気づいたこと、何でも言ってもらいましょう。
色々な発見とスキルアップの糸口を見つけやすくなります。
>>基本情報技術者試験の難易度や合格に必要な勉強時間について
ただし受け取ったあとに選別する
![](https://startout.work/magazine/wp-content/uploads/2020/09/1867f48y0oe3icovmqtr20190404074714-1024x640.jpg)
ただし、集まった評価をすべて一気に取り込むかは別です。
物事には優先順位があり、吸収することもまた、優先順位です。
よりスキルアップに直結する内容を優先的に取り入れましょう。
これから自分が成長する上で、何が必要でしょうか。
今、目指している目標達成に必要な評価は何でしょうか。
何を取り入れたら、最速で成長できるでしょうか。
もっとも急ぎで改善しなければならない点はどこでしょうか。
自分自身の判断で、何を取り入れるか決めてください。
リスト化して、順番にこなしていくと良いでしょう。
上から順に消化していくことで、確実なスキルアップが臨めます。
集まった評価を分類し、優先順位をつけていってください。
>>イチから始めるPython(パイソン)の効率的な学習方法と学習の流れについて解説!
実践して繰り返す
![](https://startout.work/magazine/wp-content/uploads/2020/09/kndw8o7rmd5op3iy21ba20190404080157-1024x640.jpg)
優先順位が決まったら、順番に実践していきましょう。
習得方法は、とにかく反復してやり続けるだけです。
何度も言っているように、すべてのスキルは習慣なのです。
公開して評価をもらう。
もらった評価に優先順位をつけてリスト化する。
順番に繰り返し実践して習慣化する。
この繰り返しをすることで、効率的にフィードバックを吸収できます。
また、一通りスキルを覚えたら、別の領域の習得に励みます。
HTML×CSSを覚えたらCSS、CSSを覚えたらJavaScript。
新しい領域に踏み込んだら、まだ独学思考を繰り返しましょう。
そして、永遠と反復することで身につけていきます。
何度も繰り返すことで、すぐに新しいスキルを習得しやすくなります。
>>プログラミング・ビジネススキルを身につけるならJ Career School
独学思考フレームワークのおさらい
![](https://startout.work/magazine/wp-content/uploads/2020/09/goqi5ea6b24730v5kugp20190404081941-1024x640.jpg)
いよいよ、エクササイズ最後の項目になりました。
独学思考フレームワークをおさらいしていきます。
まず、実践しながら情報を集めます。
論理的に仮説を立てる訓練も同時に進めましょう。
次に分解して構造から把握していきます。
教材をなぞるだけではいけません。
自分でアレンジを加えながら、根本から理解を深めてください。
仮説を検証し、改善することも必要です。
アレンジして実践していると、常に問題にぶつかるでしょう。
プログラミングであればエラーが大量に発生したり。
その都度、仮説を立て、検証し、改善してみてください。
時間の損失を避けるために、分からないことは後回しにしてください。
そして周辺知識を身に着けて、改めて再チャレンジしましょう。
遠回りすることで、自分のレベルをあげれば解決できます。
分解し構造を理解したら、今度は観察です。
プロのスキルを観察し、自分のスキルをブラッシュアップしましょう。
プロの仕事を盗むことで、よりスキルは研ぎ澄まされます。
ある程度、成果物ができたら、公開して評価をもらいましょう。
フィードバックはスキルを高速で成長させます。
ただ、もらったフィードバックに優先順位をつけてください。
改善リストを順番にこなすことで、スキルアップできます。
新しい分野に取り組む時、また情報を集め、実践します。
この流れを習慣づけることで、独学を加速することができます。
これから皆さんは、WEBサービス作りを通して、スキル習得を進めます。
その中では独学スキルが、自分の成長を左右します。
ぜひ、今回の流れを意識し、習慣づけてみてください。
方法自体を自分の癖にすれば、スムーズに学べるはずです。