WAREHOUSEへようこそ!
これでサービスやプロダクトを作る、最善の方法の1つを実践する準備は整いました。WAREHOUSEの提示する13のロードマップを進め、何度も実践することで、ご自身のサービスやプロダクトを作り出すことができるでしょう。
僕たちは別サービスでSTARTOUTという、自分のサービスを作りながらWEB制作スキルも学ぶサービスもやっており、公開3日で120万円くらいの収入になっています。そこから伸び続けており、それが1つ、今回の記事の裏付けになってくれているのではないでしょうか。
今回の内容はSTARTOUTを開発して実際に収益化した時の事例を交えながら公開していきますので、どういう流れで、どんな文章で、どうやって売上にまで繋げたかも明確にわかると思います。ぜひ、実例も参考にしながら、ご自身のサービスを作り上げていってください。
サービスやプロダクトをつくる心構え
WAREHOUSEは、僕らがこれまでサービスを作ってきた基本方法です。今まで何度もサービスを作り収益化してきましたが、この方法をやりきってマネタイズ出来なかったことはほとんどありません。そして、マネタイズ出来なかった場合は、おそらく下記の内容に当てはまっています。
- 公開直前になって不安になり公開をやめた
— そのまま公開して実践で試せ、反省はそれからだ - 今のままだと駄目なんじゃないかと思って機能を付け足した
— コアの機能で売れないと意味がない - 1回失敗したくらいでやる気が失われた、または継続できなかった
— とにかく続けろ、話はそれからだ - 時間がなくなった
— 時間を投資できないと何も始まらない、毎日作れ - ヒアリングなど積極的に人に会えなかった
— ユーザーの意見無しにサービスは育たない
この5項目のどれかに当てはまると、もれなく失敗する可能性が高まります。これは鉄則のようなものです。なので、今回のロードマップを辿る際は、上記の項目に絶対に当てはまらないように意識してください。本当に、どれが1つにでも当てはまると、失敗する可能性が高まります。
サービスづくりはスポーツのようなもので、何度も実践することで体に身についてきます。「意識して作った事業」は「1回目より2回目のほうがスムーズに作れる」ようになるのです。一見、サービスづくりや事業づくりは、天才的な才能が無いと作れないように思いますが、そんなことはありません。れっきとしたスキルなのです。
今回のフローを何度も繰り返すと、考えなくても次に何をすればよいかわかるようになります。もちろんマニュアル通りに動くのではなく、臨機応変に応用できるようにもなります。すべてのビジネスをする上で共通する王道のフローになると思いますので、ぜひとも繰り返し挑戦してみてくださいね。
誰もが何かやりはじめると「そんなの無理だ」とか「夢物語だ」とか言ってきます。とくに、事業やサービスづくりなんかそうです。両親に言うと「そんな道にいっちゃだめ!」なんて言われる世界かもしれません。
でも、事業やサービスづくりは間違いなく、プログラミングやデザインと同じくらい「スキル」ですし、上達するものなんです。やればやるほど、毎回、すぐに収益化できるようになっていきます。サービスづくりは「科学」であってギャンブルじゃありません。研究すればするほどより多くの発見があります。
僕たちは、より不可能なんて言われることを、世界から「やめろ」とか「そっちいくな」なんて言われて「未知の領域に挑戦する」という意思を、無理やり奪われるような社会に生きがちです。
しかし、社会は想像以上に自由で、何をするにも本来、自分が「やる」と決めれば成し遂げられないことなんて無いんです。みなさんも、自分はこういうふうに生きたいという、将来に向けた希望みたいなものは、どこかで持っているはずです。それは、行動し、挑戦し続ければ必ずと言っていいほど叶うことなのに、その意思自体を社会から無理だとか、難しいとか言われて取り上げられたりするんです。
僕らは自由な世界に生きています。大抵のことは、挑戦して諦めず、継続し、研究すれば、なんだって手に入ります。そんなチャンスは自分の行動1つでものにできるのに、やらない手は無いはずです。
WEBサービスは月額課金だけではありません。自分1人のちからで収益化できるばかりか、ものによっては数千万円、数億円、数十億円で企業が買い取ってくれる世界です。技術があれば借り入れも投資も不要なケースは多々ありますし、リスクなんてほとんど無いも同然です。しかも、数ヶ月で人生が一気に変わる可能性もある。僕らは目の前に、そんな究極の武器をいつだって持っているのです。
理想を掴みにいきましょう。
手を伸ばせばすべて、つかめる位置にあります。
ということで、さっそく具体的にサービス / プロダクトを作っていきます。
まず、最初にすべきことは「分野」を決めることです。どの分野でサービスやプロダクトをつくるのか、何で事業を生み出していくのか、その根幹となる指針を決めていきましょう。
ただ、分野を決めると言っても、どうやって決めればいいか、迷いますよね。そこで今回は、4つの軸を用意しました。これからご説明する4つの軸に当てはまる分野を選んでみてください。
自分の近くにあって、自分がすでに属している分野
まず1つめですが、これは自分と接点のある「知っている分野」じゃないと、どんなサービスが必要とされるか、探しにくいからです。
例えばまったく知らない分野を「ビジネスチャンスあり」みたいな感じで取り組んだとしましょう。「今IoTが来てるらしいからIoTやるぞ!」とか。でも、まったくその分野についてわからなければ、何がIoTで必要とされているか分からないですよね。
サービスとは本来、その分野にしっかり踏み込んでいて、中の人と一緒の目線 ( 僕らはこれを共感と呼びます ) があるからこそ、何を必要とされているのか明確にわかるようになるのです。
もし知らない分野に挑戦するのであれば、しばらく、輪の中に属してください。その分野の人、業界の人と同じ目線で物事を見られるくらいまで、知識と経験、認識を高めましょう。それで初めて入り口が開けます。
なので、最初に取り組むべきは、自分の近くにあって関与しやすい、自分が属している分野が良いのです。
>>J Career Schoolなら定額制で講師に何度でも質問し放題
モチベーションの上がる分野
これは説明する必要もないと思いますが、サービスづくりと運営は長期戦になることもあるので、なるべく自分がモチベーションをあげられ続ける分野じゃないと難しいです。
ただ、事業を作り続けると「売れそう、かつ世界にインパクトを与えられそうな可能性がある分野」は全部面白くなりますし、モチベーションも上がるようになりますけどね。そうなったらもう、あなたは立派な起業家だと思います。
協力的な知り合いが、そこそこいる分野
なぜなら、サービスを作った時に、意見を聞きたいからです。もちろんサービスの意見を聞くのは、そのサービスに対して価値を感じてくれる人であり、リアルなユーザー属性に最も近い人である必要があります。まったくユーザーとはかけ離れた人物像を持つ人に聞いたとしても意味がありません。
できればオンラインではなくオフラインで直接会える人がいる分野を選んでみてください。オンラインを軸に扱う分野であれば、オンラインでも可能かもしれませんが、できればオフラインがいいです。直接ヒアリングできるからこそ、より多くの情報やフィードバックを吸収できます。
可能な限り、市場が大きい分野
もし可能であれば、できる限り市場が大きい分野を選んでください。市場規模は「最も大事」とされるくらい優先順位は高い項目です。市場規模が小さければ、それだけ拡大する余地が見込めないためです。なので、市場規模の大きさを意識した分野を選んでみてください。
5万円〜10万円稼ぐくらいの規模を作り出すサービスであれば、市場規模はそこまで気にする必要はありません。5万円〜10万円くらいの規模なら、大抵の市場が持っています。ニッチな分野こそ、ユーザーが獲得しやすいこともあります。いけるところまで拡大したい場合、市場規模を意識しましょう。
なお、ざっくり市場規模を把握するには、下記のサイトが使えます。
ということで、以上の項目を基準に、自分が取り組むカテゴリを選んでみてください。これら4つの軸を抑えた分野であれば、何を選んでも、将来大きく成長する可能性のある可能性はあるでしょう。
分野を決めることができたら、次に進んでください。なお、決めた分野は、プランエディタに書き込んで、しっかりアウトプットしましょう。こうして明確に自分の考えたことや、ステップごとの決断を残していくことが、諦めず、着実に事業作りを進めていく第一歩になります。