では「事前登録ページ」を公開しましょう。STARTOUTで事前登録ページを公開した時は、以下のような形で投稿しました。
ポイントは簡潔にサービス内容を説明すること、割引という先行登録特典、さらに、Twitterのアカウントに興味を持ってもらえそうなフォロワーさんを可能な限り集めていたことです。
割引に関しては、ここからできれば10%ずつ、段階的にあげていってください。10%ずつあげていくのであれば、そこまでユーザーが負担だと感じないので、売上に極端な変化が無いからです。
一気に売りたいタイミングでは、次の値上げ設定を大幅に引き上げて、背中を押してあげるトリガーにしても良いです。ただ、その先の価格でも売れるという自信があるときです。
「サービスを作りながらWEB制作」というキャッチコピーは、その時、Progateなどでインプットしてきた方が、どうアウトプットしていいか迷っていることに気づいていたので、そのようにつけました。問題をダイレクトに解決するキャッチコピーにしました。
「収益化」というワードも使いましたが、これは、今回の記事を読んで頂いている皆様なら、言う必要もないかもしれません。みなさん、なぜWEB制作を学びたいかと言えば、根本的に収益化したいためです。
マーケティングは一言で言うと「トレンドや価値観を読むこと」と「言葉」だと思います。みんな時代のトレンドの中に生きていて、かつトレンドにあった価値観を持っています。どの時代も、トレンドや価値観の中には、みんなが反応しやすい言葉が存在しているのです。その言葉を拾って、そっと差し出してあげると、興味を持ってくれます。
そんな感じでTwitterやFacebookなど、事前登録してもらう時には、言葉を最後の最後まで考え尽くしましょう。SNSに投稿する言葉でも、事前登録ページを作ったときのように、周りの人に見てもらうといいです。ゴールドリストを使って、改めて返事が満たされるまで、1人1人バトンを渡すように改善を繰り返してみてください。
そして、一気に公開です。
さすがにここまでやれば、売れる気がしてきませんか?
実際、ここまで来るともはや、超高確率で登録してもらえるのです。そして、価格も公開した上で事前登録してくれるので、公開日初日に、みんな一気に購入してくれます。
なお、事前登録の開始は、本体のプロダクトやサービスが、提供開始できるまで6割程度、出来上がってからです。事前登録からあまり待たせると、せっかく持ってもらった興味が薄れてしまいます。せいぜい待たせて1ヶ月が限界です。
つまり、事前登録をしたら、残り1ヶ月以内でプロダクトを公開しなければなりません。事前登録を開始した時に、いつ公開するか、リプライ欄にでも書いておきましょう。期日が決まっていると、事前登録ユーザーさんも、モチベーションや興味を維持してくれます。
まず開発を6割程度まで進めてください。それまで、事前登録ページは、ひたすらブラッシュアップの継続です。なるべくゴールドリストを満たせるように改善し続けましょう。それから、公開です。