HTMLやCSS、JavaScriptやPHP、そしてRuby。
プログラミングには様々な言語があります。
では実際、それらの言語はどんなツールを使って書いていけば良いのでしょうか。
macやwindowsに最初からついているテキストエディタ?
いえいえ、それでは十分に書くことはできません。
というより、プログラム自体が満足に動かない可能性もあります。
プログラミングを書く時には、専用のエディタを使って始めてしっかり書けるのです。
しかも、無料の高性能のエディタは今、たくさん配信されています。
今回は、その中でおすすめのエディタをご紹介します。
プログラミングを始める前にダウンロードしておいてくださいね。
とにかく動作が軽いのが特徴。
2014年あたりまでは、サブライムテキスト一択でした。
また、ソースを編集中に「ツールが落ちた」としても、次回開いた時は落ちた時の画面で表示されます。
自動保存されているので、何かのはずみにフリーズしたり落ちたりしても安心です。
プラグインも豊富で、機能拡張も可能です。
ただ、日本語検索が上手くできません。
サブライムテキストの欠点です。
ただ、欠点はあっても、使いやすく分かりやすいことに変わりありません。
初心者さんにはオススメのエディタの1つです。
■ サブライムテキスト
https://www.sublimetext.com/
atom
エンジニアなら誰もが使うGitHub。
そんなGitHubが作ったエディタです。
GitHubはマイクロソフトに買収されました。
ただ、マイクロソフトにはVScodeというエディタがすでにあります。
だからこそ消えるかと考えられていましたが、未だにファンも多いです。
プラグインも多く、機能拡張も便利ですね。
また、サブライムテキストと違い、日本語検索もスムーズです。
デザインも細部までこだわっていて、定評があります。
UIのデザインにこだわりがある人にもおすすめです。
テーマも豊富でクールですね。
ただ、致命的なのが動作が遅いことです。
プログラムを書いていく上で、これは頭の痛い問題です。
動きという点においては、他のエディタの方が高速です。
STARTOUTでは主にatomで解説していますが、コンテンツを作りはじめた時期が、ちょうどatom全盛期だったためです。
今は次に紹介するVS codeの時代です。
できる限りVS codeをおすすめさせて頂きます。
■ atom
https://atom.io/
Visual Studio Code
現状、一番人気のエディタです。
マイクロソフトが開発したエディタで、たくさんの言語に対応しています。
しかも、軽量で快適に動作します。
さらに、ブラウザ上で動作するバージョンが発表されました。
エディタをデバイスにインストールする必要さえありません。
もちろん、iPad等でも動作する、ということです。
リモートで作業することも、当然、可能です。
こうしたクラウド化が進むことで、より利便性が上がります。
他のエディタと比べて、一歩先に出たエディタではないでしょうか。
ただ、機能が多いために初心者には手をつけづらいかも知れません。
まず他のエディタで始めて、いずれVS Codeに移動という道もあります。
何はともあれ、使っておいて損は無いエディタです。
■ Visual Studio Code
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/
coda2
筆者はずっとcoda2を使っています。
ただ、こちらは有料エディタなんですよね。
ポイントとしては、動作が高速で日本語対応。
そして、サーバーに接続するFTPソフトと一体化しているところです。
他のエディタだと、別のFTPソフトと連動させる必要がありますので。
FTPの管理も直感的でしやすいです。
ターミナルやMySqlのクライアント機能などもついています。
多機能で、かつ高速なんですね。
もちろん、他のプラグインも導入しやすいです。
有料ですが、非常に機能的でおすすめです。
ただ、残念ながらmacのみに対応したエディタなんです。
macをお使いであれば、ぜひ、使ってみてください。
■ Coda2
https://panic.com/jp/coda/
結局どれを使えばいいの?
今回は初学者さんが多い、というポイントで考えてみます。
個人的におすすめするのは、現時点ではVisual Studio Codeを推奨します。
もっとも優れたエディタとして多くのエンジニアに愛されています。
ただ、STARTOUTの解説ではatomとCoda2が主に使われています。
もし完全に解説と同じように進めたい場合、atomで良いでしょう。
Coda2は有料なので、atomをおすすめします。
また、STARTOUTでは1つのエディタに絞っていません。
atomを使うこともあれば、Coda2を使うこともあります。
もちろん、Visual Studio Codeを使うこともあります。
エディタは個人によって、好みが異なります。
1つのエディタに固執することなく、調べて使えるようにする。
どんなツールで解説されても、自分の環境に応用できる。
応用力を鍛える前提で、解説を進めています。
また、時代の変化によって、おすすめのエディタも変わります。
STARTOUTも時代に合わせて変化していく予定です。
ひとまずSTARTOUT通りに学ぶなら、現時点ではVisual Studio Codeをおすすめします。
最終的には自分で使ってみて、使いやすい方を選ぶと良いですね。