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制作するWEBサイトを決めよう

学習方法|2018年08月24日

2018年08月24日
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WEBの学習は基本的に「作りながら学ぶスタイル」で進めるべきです。
よって、STARTOUTの全コースは、実践しながら進めてください。
実際に作りながら進めなければ、ほとんど意味はありません。
なぜ作りながら学ぶべきかには、明確な理由があります。
何を作るか見えていないと、個々の技術をどう使うかわからないのです。
よく、技術を学んでいる人は、こんな感覚に陥ります。

  • たくさん勉強はしたけど、仕事でどう使えるかわからない。
  • 自分が習得した技術で一体何が作れるかわからない。
  • 勉強しても実際自分が仕事で通用するのかがわからない。
  • 学んだ技術を、どこで使うかわからない。

個別の技術は把握できても、実際にそれで何かを作るイメージがわかないのです。
技術はとにかく作ってみなければ「できる」という実感はわきません。
もう少しわかりやすく説明していきます。
例えば工作をするとします。
工作にはハサミやノリが必要です。
ダンボールも必要かもしれません。
ハサミの使い方やノリの使い方は、みんな知っています。
ダンボールが何かも知っています。
でも、工作というテーマだけ与えられたとして。
何も作るものが決まっていないのに、ハサミやノリを、いつ、どのタイミングで使うか、わかりますか?
ハサミは紙を切るもの、ノリは紙と紙をくっつけるものです。
それはわかります。
でも、いつ紙を切ればよくてノリをいつ使えばいいかは、まだわかりませんよね。
作るものが決まっていなければ、何をどこで使えばよいかわかりません。
それで何が作れるかは工作するのものがなければ実感できないのです。
しかし、ダンボールで「家を作ろう!」などど決めてみましょう。
するとハサミやダンボール、ノリを、どこで使うか明確にわかります。
どうハサミやノリで作れるかが、やっとそこでわかるのです。
プログラミングでif文というものがあります。
条件に応じてAの処理とBの処理を分けるものです。
でも、その仕組みがわかっていても、実際に仕事でどう使うかわかりません。
変数というものもあります。
自由に文字や数字を入れておけるというものです。
でも変数はどういった時に使うのが良いのでしょうか。
実際に作るものがあって初めて、使いどころがわかるのです。
やってみると、誰もが実感することでしょう。
だからこそ、何を作るべきか、最初に決める必要があります。
まずは何か作るものを決めていきましょう。
とは言っても、何を作るべきか、分からない方が大半ではないでしょうか。
そこで、今回はWEB制作のアイディアをいくつか提示します。
中から自分で作りたいものを決めて、取り組んでみてください。

営業用ポートフォリオサイト

最初に思いつくのが、営業用のサイトです。

ポートフォリオサイトとも呼び、自分の作品をまとめていきます。
また、自分の提供できるサービスを紹介もしていきます。

仕事を自分で取るのであれば、ほとんどの場合、必要になるでしょう。
自分が何が出来て、どんな実績を持っているか。
能力を積極的に伝えなければ仕事につなげることは出来ません。
ポートフォリオサイトは、自分の能力を証明するためのサイトです。

また、ブログなどを設置し、自分の人間性を伝えることもできます。
考え方やあり方を発信すれば、クライアントもあなたの人間味を把握してくれます。
人が見えれば、より依頼もされやすくなるものです。
さらに、有益な情報を発信することで、興味を持ってもらうことも出来るでしょう。

このように、ポートフォリオサイトには、様々な使いみちがあります。
ぜひ自分のポートフォリオサイトを作ってみてください。

もし、どんなサイトかイメージがつかなければ、検索してみてください。
「ポートフォリオサイト WEBデザイン」などで調べれば出てきます。
素晴らしいポートフォリオサイトがたくさん紹介されています。

仮想案件サイト

一番、おすすめの方法です。

まず、好きな企業のWEBサイトを1つ選びましょう。
もし好きな企業がなければ、有名な企業で良いです。
なるべく「格好悪いサイト」であれば、なお良いです。

そして、もし自分が「この企業のリニューアルを引き受けたら」と考えてください。
一体どのようにリニューアルをするでしょうか。

よく仮想案件のサイトと言えばクライアントまで仮想にしてしまうケースが多々あります。
例えば、仮想カフェのWEBサイトを作ってみました、というように。
ただ、完全に仮想の内容だと、リアリティがありません。
情報に厚みもなく、本来考えるべきことが深く考えられられない状態になります。

これでは、本当に「リアリティがある」とは言えません。

やはり、本物の情報があってこそ、本物に近いサイトが作れます。
そしてポートフォリオにするなら、本物に近いサイトほど良いでしょう。
仮想と言っても、完全に仮想では練習としての効果が下がります。

最終的に公開したければ、ロゴや会社名、文章、画像をすり替えて公開すれば良いでしょう。
あまりにもクオリティが高くて、本物だと誤認されてはいけません。

知人から無料で制作を受ける

まわりに、WEBサイトを作りたいと話している方はいませんか?
バンドをやっている友人や何かビジネスをしている友人はどうでしょう。
コミュニティやサークルのWEBサイトでも良いです。

何か活動をしている人が、周りにいないでしょうか。

そうした関係性の近い知人から、WEBサイトの制作を引き受けてみてください。
もちろん最初は格安、もしくは無料で受注すべきです。
技術が足りない状態で大きなお金を取れば、間違いなくトラブルになるでしょう。
最初は身の丈にあった金額で仕事を受けるべきです。

STARTOUTのWEB制作コースは「実際の仕事の流れ通りに」進行します。
実際に仕事を受ければ、適した形で習得を進められるでしょう。

WEB制作で収益化する方法の半分はクライアントワークです。
クライアントからヒアリングし、要望をつめていく。
プロの視点で提案しながら、作りたいサイトを形にしていく。

もちろん、就職する時も実案件の方が実績になります。
仮想サイトやポートフォリオは、あくまでも自分の想像でしかありません。
しかし、人を相手にした制作であれば、それは100パーセント、リアルです。
より、実践に近い形でWEB制作技術を習得していけるでしょう。

自分のサービスサイト

もう1つがSTARTOUTのメインコースである、WEBサービスの開発です。
自分のWEBサービスを作り、収益化を目指してみましょう。

実際、収益化まで到達するのは、もっとも困難な道の1つです。
普通に案件を取って収益化するよりも、難しいでしょう。
しかし、成功すれば、定期的な収益を確保できる他、自動かつ安定的な収入源になります。

また、WEBサービスで得られるスキルは、単純なWEBサイトの技術習得に留まりません。
会員登録機能はもちろん、決済機能など、さまざまな「システム」を必要とします。
こうしたシステムを作り出すスキルも、まとめて手に入れることができます。

また、マーケティングやビジネススキルも、もちろん必要になります。
WEBサービス作りは、WEBの総合格闘技と言っても良いかもしれません。
それだけ、様々な技術やノウハウを実践で学ぶことができるのです。

もちろん、サービスを作ればそれだけ社会にも評価されます。
作り出すだけでなく、売上を生み出したという実績。
作れるだけでなく、売り方を知っているという安心感。

基本、WEBサイトはビジネスをする人のために作ります。
だからこそ、ビジネスを知っているということがクライアントとの共通言語になります。
ビジネスに理解が深い人から受けるアドバイスほど、安心できることはありません。
WEBサービスを作り出す経験は、今後のキャリアを広く、広げてくれることでしょう。

なお、サービス作りを選ぶ方は、こちらのコースを進めてください。
STARTOUTのメインコースで、事業の作り方から学ぶことができます。

取り組む道を決めよう

まずは自分が取り組む道を決めましょう。
ポートフォリオサイトか、仮想案件のサイトか。
それとも実際に案件を受けるか、サービスサイトを作るか。
いずれかの道を選んでみてください。

実践と共に学習を進めることが、もっとも効率の良い学習方法です。
1つ自分が作るべきものを決めたら、次のステップに進みましょう。
ゴールを決めたら、あとは学習と実践あるのみです。

冒頭でお話した通り、ゴールが見えなければ技術をどう使うかわかりません。
どう使うかわからないということは、実践で使えないということです。
技術単体を使えるようになっても、意味が無いのです。

だからこそ、まずはゴールを決めましょう。

取り組むべき方向性を決め、作るものを明確にしてください。
最初は今回、紹介した4つであれば、なんでも構いません。
作り上げるプロジェクトを明確にしましょう。

そして、コース完了時には制作物が出来上がっているようにしましょう。
実際に目に見えるものができてこそ「できる」という実感が湧くものです。

では、1つ決めたらさっそく勉強を始めましょう。
いよいよ理想を叶えるための1歩を踏み出す物語のスタートです。

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ウエヤマ ショウタ

WEB制作 ✕ 事業づくり学習サービス「STARTOUT」|事業づくり実践学習サービス「WAREHOUSE」|教えない学校、IT留学シェアハウス「WORKROOM」|以上3つ運営してます。近々、上記の成果を束ねて、クリエイターと起業家が生まれ、事業が生み出され続ける町を作る人。ベルリンのホルツマルクトはロールモデル。

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